広島県府中市上下町「上下祭り」
2 日前
読了時間: 2分
令和8年8月15日(土) 広島県府中市上下町で開催された「上下祭り」に参加しました。
上下町は、江戸時代に石州街道の宿場町として栄えた町です。
宿場町として人や物が行き交うだけでなく、代官所(陣屋)が置かれたことで、地域の政治的な中心地としても発展していきました。
さらに、上下陣屋が大森代官所の出張陣屋となったことから、この町には大きな役割が生まれます。
大森代官が管理していた銀の運用を、上下の有力商人たちが担うようになり、金融業が盛んになっていったのです。
やがて「上下銀」とも呼ばれる金融の仕組みは、広島藩領や福山藩領にも広く波及。商業の町としての発展を支え、現在に残る上下の町並みの基礎が形づくられていったと考えられています。
白壁や格子戸、当時の面影を残す建物が並ぶ上下の町を歩いていると、ただ古い町並みが残っているというだけではなく、ここで人やお金が行き交い、多くの人の暮らしが動いていたことが感じられます。
そんな歴史ある上下の町で、今回参加させていただいたのが「上下祭り」です。
歴史を知ってから祭りを見ると、そこにある景色も少し違って見えてきます。
かつて宿場町として人が集まり、商業の町として栄えた上下。その町に今も人が集まり、祭りを楽しみ、賑わいをつくっている。
時代が変わっても、人が集い、町を盛り上げるという営みは、どこか変わらないのかもしれません。
歴史ある町並みの中で、地域の皆さまと一緒に祭りに参加できたことを嬉しく思います。
上下の町が歩んできた歴史にも触れながら、今回の上下祭りを振り返りたいと思います。



